赤ちゃん主人公に 寝相で写真アート 浦安、子育てイベント

赤ちゃんと一緒に「寝相アート」の撮影にチャレンジする母親=26日、浦安市入船の市民プラザ
赤ちゃんと一緒に「寝相アート」の撮影にチャレンジする母親=26日、浦安市入船の市民プラザ

 子育てに関わる情報発信イベント「浦安子育て応援メッセ」が26日、浦安市入船の市民プラザWave101で開かれた。11回目を迎えた今年は、市民団体やママさんサークルなどが参加し、35の団体ブースが出展、26の体験会や発表会が開かれた。

 浦安市や市川市を拠点に、子育て中の母親らが運営する市民団体「プリズム」は、タオルやスカーフなど家の中にあるものを使って、寝ている赤ちゃんが絵本の主人公になったような写真を撮る「寝相アート」の撮影会を企画。赤ちゃんが風船につかまって空を飛んでいるような背景や、来年の年賀状用に、ヒツジからサルにバトンタッチしている背景を会場の床にセット。参加者らは赤ちゃんのご機嫌をとりながら、シャッターチャンスを狙っていた。

 浦安市に住む主婦の川淵有花さん(32)は、生後8カ月の元君を連れて参加。「子どもが寝返りをするので撮影が大変だったけど、今日しかとれない思い出の1枚を残せた」と満足げに話していた。撮影会の担当者でベビードリームアート協会アドバイザーの鬼頭暁子さん(38)は「まずはスケッチを描いて、使えそうな小物をイメージするといい。子どもが好きなおもちゃなどを一緒に写真に収めると、後から見返した時に良い思い出になる」と寝相アートのコツを語った。

 会場ではこのほか、安産祈願でお腹にイラストを描く「マタニティペイント」の体験会や、父親に赤ちゃんとのふれ合い方を伝授するベビーマッサージ体験会などが催され、子ども連れの家族らでにぎわった。


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