託児でゆっくり読書 千葉県内初の無料サービス 八千代市立中央図書館

日中の利用が少ない研修・会議室を活用し、実施している託児サービスの様子=15日、八千代市立中央図書館
日中の利用が少ない研修・会議室を活用し、実施している託児サービスの様子=15日、八千代市立中央図書館

 今月開館した八千代市立中央図書館が、県内初の図書館利用者向け無料託児サービスを始めた。火、水、土曜日の週3回、研修・会議室が空いている午前10時から午後2時まで実施。早くも好評で「回を重ねるごとに利用者が増えている」(同館)という。

 託児サービスは同館の指定管理者、図書館流通センター(TRC)が提案し、今月7日から開始。同館利用券の登録者なら、誰でも当日申し込みで利用できる。生後6カ月以上の未就学児を対象に1回1時間。保育士3人が対応する。場所は、児童生徒が放課後に来館するまで利用者がほとんどいない研修・会議室を活用。同室の利用がある場合は隣の閲覧スペースを使う。

 市などによると、図書館での託児は、東京都千代田区立図書館が先行導入しているが、県内では八千代市立中央図書館が初めて。開始から約1週間、1日10人程度の申し込みがあり、徐々に増えているという。

 各地で図書館の指定管理を担うTRCとしても初の試み。出光良館長(55)は「今後の図書館サービスで託児事業は欠かせない。お子さん、お孫さんを預けてゆっくり本を選んでほしい」と話す。

 同市在住の主婦、白井篤子さん(35)は15日に初めて来館し、息子の航平君(2)を預けた。「家で本を読む時間はなかなか取れないし、走り回る子供を連れて本を探すのも大変。今日は一人で座ってゆっくり本を読めた。ぜひまた利用したい」と感激していた。


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