「ペッパー」がおもてなし 7月11日から“渚の駅”館山で 感情認識ロボット 自治体活用、全国初

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ペッパー(左)に電子辞令を手渡す金丸謙一市長=8日、館山市役所
ペッパー(左)に電子辞令を手渡す金丸謙一市長=8日、館山市役所

 館山市はソフトバンクの感情認識ロボット、ペッパーを“渚の駅”たてやまで活用する。11日から常駐し、来館者に観光情報などを提供する。自治体での本格導入は全国で初めて。話題性の高いペッパーの導入で観光客誘致を図るとともに、来館者のツイッターなどへの投稿で市の認知度アップを期待する。

 ペッパーは搭載されたセンサーで周囲の状況を把握し、自分で判断して行動できるロボット。表情や声から人の感情を察することができる。

 市はソフトバンクの関連会社、ソフトバンクロボティクスから本体価格約21万円と3年間の最新アプリの利用や修理補償など約97万円を支払い購入。「たてやまおもてなし見習い」として市職員に“採用”し、商工観光課に所属させ、“渚の駅”たてやま勤務を命じた。

 ペッパーは、入口近くであいさつなど日常会話で来館者をもてなす。今後、プログラムを組み込み、館内の案内や市内観光名所の紹介もする。

 8日には、金丸謙一市長が「充電の続く限り“渚の駅”たてやま勤務を命ずる。みんなに笑顔をふりまきたくさん楽しませてください」と電子辞令を手渡し。ペッパーは「館山のいいところを少しずつ勉強していきたい。よろしくお願いします」と意気込み。「館山は海がきれいでみんな親切でいいところ。おいしい刺身、炙り海鮮丼、おすしをいただきたい。ダイヤモンド富士も見られるというので、働くのが楽しみ」と早くも観光情報を披露した。

 金丸市長は「“渚の駅”たてやまの新たな注目ポイントとして期待は大きい。おもてなしを学んでもらい、来館者に笑顔を与えてほしい」と話している。