「世界一宣言」に異論噴出 基本コンセプト決まらず“迷走” 松戸駅周辺まちづくり会合

松戸駅周辺まちづくり委員会で議論する委員ら=22日、松戸市役所
松戸駅周辺まちづくり委員会で議論する委員ら=22日、松戸市役所

 「世界一宣言」に異論噴出。松戸市が3月末をめどに策定を進めている「松戸駅周辺まちづくり基本構想」について外部有識者らが検討する「まちづくり委員会」第3回会合が22日、市役所で開かれた。市はこれまでに打ち出していた基本構想コンセプト「美(be)ルネッサンス」を「世界一住みたいまち宣言!」に変更した案を同委員会に提出したものの各委員から異論が噴出。いまだにまちづくりの全体的な方向性が決まらず、同会合の議論も迷走気味だ。

 基本コンセプトは、同まちづくりのスローガンのような役割。市は昨年6月に「美しく再生する」などの意味を込めた「美(be)ルネッサンス」を採用してきたが、委員らから「印象が弱い」「方向性が伝わらない」などとの指摘があり庁内で再検討した。

 だが、新しいコンセプト案「世界一住みたいまち宣言!」についても同日の会合で「国際都市でもない松戸市が世界一というのはどうか」「住みたいというだけではなく、街のにぎわい創出の部分も大きいのでは」などと否定的な意見が相次いだ。委員らから対案が示されることもなく、核となる基本コンセプトが“宙づり”のままに、3月の次回会合で基本構想をまとめ、本郷谷健次市長に答申する運びとなった。


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