ヒーローと夏の思い出 銚商生がイベント列車企画 銚子

男の子の頭をなでるゴーガッシャー=30日、銚子電鉄車内
男の子の頭をなでるゴーガッシャー=30日、銚子電鉄車内

 子どもたちの夏の思い出を演出しようと、県立銚子商業高校の生徒たちが考えたイベント列車が30日、銚子市の銚子電鉄で運行した。親子連れ約80人が、ご当地ヒーローと一緒に電車に乗り、車内に笑顔があふれた。

 課題研究授業で経営難の同電鉄の支援策に取り組む商業科と情報処理科の3年生グループが、「子どもたちの笑顔があれば銚電ににぎわいが出るのでは」と企画。地元保育園児に人気の同電鉄ヒーローキャラの銚電神ゴーガッシャーとゴーガッシャーネオの2人が乗る「ゴーガッシャー列車」として夏の臨時列車を運行した。

 子どもたちのゴーガッシャー塗り絵が車内に飾られた電車が銚子駅を出発し、次の仲ノ町駅にヒーローの姿が見えると園児らは大興奮。乗り込んできた2人に「カッコイイ、カッコイイ」と歓声を上げ、一緒に写真を撮ったり握手をして、犬吠駅までの約15分間を笑顔いっぱいで過ごした。

 この日は特別に高校生がゴーガッシャーに“変身”していた。同校の内田美聖さん(17)は「子どもたちのテンションが高く、喜んでくれてよかった。銚電に人を呼び込み、にぎわいを出せた面では成功だと思う」と手応えを感じていた。

 高校生たちは同電鉄の支援金集めのため、夏休みに電車内でぬれ煎餅アイスを販売したり、クラウドファンディングで脱線車両の修理代300万円を募る活動を行っている。今後はハロウィーンに合わせた列車イベントを企画する。


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