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「バイオリンの良さ知って」 中学生がオケと共演 8月9日、京葉銀行プラザで ニューフィル千葉・夏休みコンサート

ニューフィル千葉と共演する有働さん
ニューフィル千葉と共演する有働さん

 8月9日に京葉銀行文化プラザで開催するニューフィルハーモニーオーケストラ千葉の「夏休みコンサート」に、千葉市立打瀬中学校の3年生、有働里音さん(14)がバイオリンで共演する。サン・サーンズの「序奏とロンド・カプリチオーソ」のソリストとして登場。オーケストラをバックに、約10分間の演奏を繰り広げる。

 5歳の誕生日に欲しかった子ども用のバイオリンをプレゼントしてもらい、東京芸大の清水高師さんに師事。小学2年生の時には、大阪国際音楽コンクールの低学年部門で1位になるなど、順調に演奏を磨いた。

 昨年には初めて海外に出て、ウィーン・ベートーベン国際音楽コンクールの18歳以下の部で2位に入り、千葉市教育文化功労賞を受賞。ことしは千葉市民芸術祭おんきょう音楽コンテストで市教育長賞に輝いた。

 出演歴も豊富で、2009年の東京交響楽団こども定期演奏会に参加。オーケストラにソリストで共演するのは、今回が4度目になる。

 今回の共演はニューフィル千葉から声を掛けて実現した。曲を選んだのは有働さんで、先生のアドバイスを受けながら、どう演奏し、どう表現するかも自分で考え、詰めていく。オケとの音合わせは前日の一回だけだという。

 演奏する「序奏とロンド・カプリチオーソ」は、独特のリズムと、曲調が変わるのが特徴で、「初めて聞いた人でも、メロディーが耳に残るおもしろい曲」と話す。「(演奏するのは)難しいけど、いい曲だなと思ってほしい」と意欲を見せる。

 自分の演奏を「技術より表現力を認めてもらっているのかな」と評価する有働さん。「もっと弾きたいように弾けるようになりたい」と、課題を挙げる。

 高校受験を控え、ことしのコンサート出演は今回が最後になりそう。「住んでいる地元の人に聞いてもらうのが一番。バイオリンを好きになってもらえるよう、しっかり演奏したい。頑張ります」と笑顔で話した。

 夏休みコンサートは、ニューフィル千葉が京葉銀行文化プラザを拠点にする協定を結んでから初めての公演。子どもたちにも楽しんでもらえるよう、プレイベントとして楽器と遊ぶコーナーを設ける。演奏曲は「連作交響詩『わが祖国』よりモルダウ」(スメタナ)、「歌劇『カルメン』組曲第1番」(ビゼー)など。入場料は一般3千円、大学生以下2千円。問い合わせは事務局、電話043(222)4231。


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