松戸市役所の本庁舎 “包帯巻き”で耐震補強

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柱補強工事を行う松戸市役所の本庁舎(左が本館、右が新館)
柱補強工事を行う松戸市役所の本庁舎(左が本館、右が新館)

 松戸市の本郷谷健次市長は1日、定例記者会見で、大地震による建物崩壊を防ぐため、市役所本庁舎の柱補強工事を実施すると発表した。「包帯補強工法」と呼ばれるポリエステル繊維を柱にぐるぐる巻き付けていく手法で補強する。

 耐震補強を行うのは本庁舎の本館と新館。本館(地下1階、地上3階)は1958年に建設。新館(地下1階、地上9階)は69年に建てられた。いずれも施設の老朽化が目立ち、耐震面を心配する声も出ている。

 市によると、今回取り入れる包帯を巻くように柱の外側を繊維で覆う工法は、柱の全面的な崩壊を食い止める効果があるという。同市の施設としては松戸市立病院や東松戸病院、女性センターで同様の補強工事を実施している。

 工事期間は7月30日から来年3月末までの8カ月間で、本館は全階の計52本、新館は地下1階~地上2階までの24本で行う。工事期間中は市役所有料駐車場の一部スペース(35台分程度)が使えなくなる。