2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

原爆の惨状 追体験を 映画「ひろしま」上映 市川で終戦日

映画「ひろしま」のワンシーン
映画「ひろしま」のワンシーン

 原爆が投下された直後の惨状を再現した映画「ひろしま」の上映会が終戦の日の8月15日、市川市市民会館で開かれる。
 石油や原発に頼らない持続可能な社会を目指して草の根運動を展開する国際的な組織「トランジションタウンいちかわ」が主催する。

 同映画は、広島で被爆した少年少女の体験記を収録した文集を基に、1953年に制作された。全国の教職員50万人が資金を出し、少年少女を含め約8万8千人の広島市民が無償エキストラなどとして制作協力した。しかし、被爆シーンの描写が生々しいことや、反米色が強いことなどを理由に、当時はごく少数の映画館や一部の学校での上映にとどまった。

 2008年から「奇跡への情熱プロジェクト」(小林一平代表)が同映画を全国で上映し始め、県内では昨年、浦安市で初めて上映会が開かれた。市川市での上映は初めて。

 トランジションタウンいちかわの発起人で、実行委員長を務める浅川ひろゆきさん(60)は「朝鮮戦争の時に広島のマツダの前身の自動車工場で武器が作られ、『第2の広島』ができることに危機感を抱いた市民たちがこの映画を作った。集団的自衛権容認など非常にきな臭い日本の現状に通じるものを感じる。市民に原子力の恐ろしさを追体験してもらい、脱原発の気運を高めたい」と上映の狙いを語った。

 上映は(1)午前10時~(2)午後2時~(3)午後6時~の計3回。参加費は予約千円。当日1300円(父兄同伴の小中学生は無料)。申し込みはトランジションタウンいちかわのホームページから。問い合わせは、電話070(6485)0511。


  • LINEで送る