「言葉は心と力がある」 近藤文子さんが公開授業 千葉市・桜木小

「言葉には心と力がある」と訴える近藤さん=若葉区の桜木小
「言葉には心と力がある」と訴える近藤さん=若葉区の桜木小

 NPO法人ちば文芸フォーラム理事長で詩人の近藤文子さんが、千葉市若葉区の市立桜木小学校(佐藤修校長)で公開授業を行った。詩の書き方を教えながら、子どもたちの感性を育むのが目的。近藤さんは「言葉には心がある。そして力がある」と呼び掛けた。

 4月に同小近くの加曽利貝塚縄文の森で実施した植樹で、近藤さんの指導で詩作の時間を設け、子どもたちの詩が地域の人たちを感動させたのがきっかけ。この日は6年生の授業で、保護者や近隣住民にも参加を呼び掛けて実施した。

 「詩は難しくない」と前置きして授業がスタート。自身の子どものころの思い出話から、「生きている物は、話し掛ければこたえてくれると思い込んだ」と、詩を書くようになったきっかけを紹介した。

 「感じる心が大切。動物でも植物でも心から話せば、相手の心を動かせる」。花瓶の花を手に取って話し掛け、「花の気持ちになって、今どう思っているかを想像して」と子どもたちに問う。

 最後は「木と私」をテーマに児童が詩作に挑戦。初めは何も浮かばない子どもたちも、近藤さんが「木と話してごらん」「木は何て言ってるかな」と働き掛けるだけで、魔法のように言葉が紡がれていった。


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