汚染水処理費7倍に ゼオライトの交換に多額費用 セシウム検出の処分場

 千葉市若葉区の最終処分場の汚水処理に使用していた鉱物「ゼオライト」から国基準を超す放射性セシウムが検出されたことに伴い、汚染水の処理にかかる市の事業費が本年度の当初予算で計上していた3千万円から約7倍の2億2千万円にまで膨れ上がることになった。ゼオライトのセシウム吸着効果が想定を上回り、交換に多額の費用がかかるようになったことが要因だ。市は6月議会に提出する補正予算案で処理費1億9千万円を追加計上する。

 昨年10月に処理水から基準未満のセシウムを検出したため、市は汚水処理場内の活性炭吸着塔3塔にゼオライトを詰めて、ろ過処理を実施したが、3月にゼオライト3・5トンから基準を超すセシウムが検出された。

 そこで市は、ゼオライトから基準超のセシウムが検出されないよう、交換期間を従来の11日間から3日間ほどに短縮。ゼオライトの交換には吸着塔1塔120万円の費用が掛かる上、12月ごろ吸着塔を新たに1塔建てるため、負担が増えることになった。

 市は「処理水の放射性物質の濃度は以前より薄くなっている」とし、本年度中に解決を図りたい考え。


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