発掘調査支援で感謝状 岩手に職員派遣 文化庁が香取市に

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 東日本大震災で被災した岩手県山田町に職員を派遣し、埋蔵文化財の発掘調査支援を行っている香取市に対し、文化庁が感謝状を贈呈することが決まった。授与式は4日、文部科学省で行われ、市生涯学習課の文化財班職員が出席する。

 市教委によると、震災で甚大な被害を受けた東北3県では、復旧・復興事業に係る事務量が増大なために職員が不足。埋蔵文化財の発掘調査についてもマンパワー不足は否めず、文化庁が都道府県や各地の市町村に人的支援を要請していたという。

 香取市は、旧山田町(同市・山田地区)と姉妹都市交流のあった岩手県山田町と昨年3月に災害時相互応援協定を締結したこともあり、文化庁の要請に応じて市職員4人を3カ月ごとの交代で1年間派遣。全国からは昨年度計60人が東北3県などに派遣され、文化財の発掘調査などを行ったという。県内では県教委の他、市町村では香取市が唯一、人的支援をしていた。

 感謝状の授与決定を受けて、市は「東北3県の一日も早い復旧・復興の一助になれば」とコメント。引き続き、岩手県山田町に職員を派遣する方針という。