千葉科学大が10周年 「腹心の友を」と首相祝辞 銚子

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約700人が出席して開かれた千葉科学大の記念式典=24日、銚子市潮見町

 千葉科学大学(赤木靖春学長、銚子市潮見町)が開学から10周年を迎えるとともに、4月の看護学部開設を祝う記念式典が24日、約700人が出席して同大体育館で開催された。運営する学校法人の加計孝太郎理事長と30年来の友人で、来賓として招かれた安倍晋三首相が祝辞を述べた。

 同大は「人を助けたい、という人の大学」を理念に2004年4月、薬学部と日本で唯一の危機管理学部を設置し開学。今年4月には看護学部を加え、現在約1800人が学ぶ。卒業生約2500人を社会に送り出した。

 式典で赤木学長が「危機管理の素養を持つ若者の育成を一層推進し、地域とともに発展していきたい」と式辞。加計理事長は「危機管理を基本に教育研究にあたり、世界各地域の安心安全につなげていきたい」とあいさつした。

 祝辞を述べた安倍首相は、加計理事長とは米国留学時代に親交を重ねた仲。NHK連続テレビ小説「花子とアン」の中で登場する「腹心の友」という言葉を引用し、「どんな時も心の奥でつながっている友人、私と加計さんもまさに腹心の友だ。この学びの場でも、腹心の友が生まれるだろう」と、学生たちに友人との触れ合いを大事にするよう呼び掛けた。

 大学の存在価値を高め地域に貢献したとして、学生消防隊と警察支援サークルのスターラビッツ、顕著な研究成果をあげた教員3人らが表彰を受けた。危機管理学部4年の勝田有加里さんが学生代表であいさつし「安心安全で健康な社会の実現に向かって勉学に励む」と誓った。