5月限定!登録無料キャンペーン実施中

無農薬でおいしいお米 「アイガモ農法」9年目 長生

 無農薬で米を栽培する長生村の「アイガモ農法」が、今年も村役場近くの水田で行われている。都市部住民との交流を目指して始まったオーナー制度による取り組みは9年目を迎え、今年は約90人のオーナーが参加している。

 アイガモ農法は、村内の農家12人が参加する「南部アイガモ農法研究会」が中心となって進めている。アイガモが水田の害虫や雑草を食べるため、農薬を使わずに米を栽培できるという。研究会の鈴木定会長(69)は「アイガモ米は農薬を使わないので安全で安心。食味値が高くおいしい米です」と説明する。

 村も農業を観光資源として捉え、研究会と連携。オーナー制度で都市部の住民を呼び込み、村の魅力を紹介して「将来的には村に住んでもらう」(小高陽一村長)狙いがある。アイガモ米のほかにも、落花生とそばでもオーナー制度を導入している。

 今月11日には、アイガモ農法の放鳥式が行われ、船橋市や千葉市などのオーナー約90人が参加した。9ヘクタールの水田でコシヒカリを栽培し、9月には約400キロの米が収穫できるという。茂原市の小学1年生、外松優音さん(6)は「カモに初めて触ることができて楽しかった。収穫したら焼きおにぎりにして食べてみたい」と笑顔で話していた。


  • LINEで送る