心揺さぶるピュアな感性 千葉市美術館でアートフレンズ展

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障害を持つ人の芸術作品が展示されているアートフレンズ展=千葉市中央区の市美術館市民ギャラリー

 千葉市美術館(同市中央区)市民ギャラリーで20日、障害を持つ人の芸術作品を紹介する「アートフレンズ展」(千葉幕張ロータリークラブ主催)が始まった。個人参加と県内31施設・学校の262人、369作品を展示。ピュアな感性が直接伝わる力作が、来場者の心を揺さぶる。

 障害を持つ人と、支える人にささやかな希望を与えられたらと企画した同展は、今回で15回目。出品者は毎年、各施設でこの日のために創作活動を続けている。

 開会式には主催者や施設代表者、出品者らが多数出席。千葉幕張ロータリークラブの能勢大弘会長は「お手伝いするようになって14年目だが、毎回驚きがある。出品者一人一人の、それぞれの思いを感じ、創造する楽しさを知っていただきたい」とあいさつ。出品者代表の藤本幸一さんは「目標があるっていいですね。来年もまた見たいと思われるような作品を作りたい」と話した。

 展示作品のジャンルはさまざま。絵画、陶芸が中心だが、力を合わせて作り上げた貼り絵や、オブジェなどもある。作者が楽しんで制作する姿が思い浮かぶような、心温まる作品には、力強さもあり、それぞれが「見て」と主張しているよう。来場者は「大胆」「発想がすごい」などとため息をついていた。