EUと日本 関係を学ぶ 活動内容や役割も 大使講演で市千葉高生

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 生徒の国際性を養成しようと、市立千葉高校(千葉市稲毛区、三木千恵子校長、生徒数968人)で12日、駐日欧州連合(EU)代表部大使の講演会が開催された。講師のハンス・ディートマル・シュヴァイスグート大使(63)=オーストリア=が「EUがあなたの学校にやってくる」という演題で講演を行った。EUの活動や役割、日本との関わりなどについて話し、生徒たちは真剣に耳を傾けていた。

 大使は「気候変動の問題や外交問題など、取り組むべき課題がある。日本とEUが手を取り合っていかなければならない」「東京の大学と連携しEUの活動内容を広め、日本の学生に興味を持っていただきたい」などと話した。

 質疑応答では、生徒から原発問題をどう考えているか問われ、大使は「原子力を使うかの判断は各加盟国に任せている」とした上で「太陽光や風力などの再生可能エネルギーを活用していくことが重要だ」と答えた。他にも、日本の現政権をEUはどう評価しているかなどの質問が出た。

 3年生の川上栞さんは「EUの大使の話を聞ける機会はめったにない。いい経験になった」。小泉結さんは「将来、ヨーロッパに留学をしてみたい。講演を聴いてその気持ちが強くなった」と話した。

 市立千葉高校は、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けており、将来の国際的な科学技術人材を育成するための理数教育を実施している。英語を使って行われる授業もあるという。講演後、講師と希望生徒による英語での懇談会も実施された。