帰宅困難者受け入れへ 印西市とホテル会社が協定

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 印西市とホテル運営会社「ホテルマークワン」(我孫子市、上村英生代表取締役)は、災害発生時の帰宅困難者受け入れについての協定を締結した。大地震や水害などの大規模災害で市内に帰宅困難者が発生した際、同社がホテルマークワンCNT(印西市中央南、客室数131)の一部施設を一時受け入れ場所として提供する。

 帰宅困難者対策を進める市が、同社に協定の締結を申し入れた。受け入れ可能な範囲で、ホテル側が帰宅困難者に対し客室やトイレを貸し出す他、食料や毛布の提供を行う。

 同社によると、同ホテルは2002年オープン。東日本大震災では、施設の一部を開放し、市内にあふれた帰宅困難者の受け入れや、朝食の無償提供などを自主的に行ったという。

 調印式後の取材で、板倉正直市長は「締結をありがたく思う。安心安全なまちづくりに向けて連携をとっていきたい」と強調。上村代表取締役は「3年前の経験がホテル業を営むものとして大きなポイントとなった。地域に生きる企業として危機管理に対応していきたい」と話した。