関取が迫力の取り組み “ちびっこ”も力士と対戦 大相撲館山場所

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 大相撲の春巡業が19日、館山市の県立館山運動公園体育館で催された。同市開催は市制50周年を記念した1989年の秋巡業以来25年ぶり。「満員御礼」の垂れ幕が下がり、市制75周年に花を添えた。

 「福祉大相撲館山場所」と銘打ち、安房地域の福祉施設のお年寄り約220人が招待された。早朝の公開稽古から多くのファンが会場に足を運び、なかなか生では見ることのできない関取たちの迫力ある取り組みを観戦した。

 「ちびっこ相撲」では地域の小学生23人が参加。2倍以上もの体格の力士に挑み掛かった。3年生の早川凱心君(8)は「力いっぱいできて良かった」。岡田彪我君(9)も「すごい大きいのに、すばしっこくて、押しても動かなかった」と興奮気味。一番人気の遠藤に稽古をつけてもらった5年生の和田朋樹君(11)と畠山隼君(10)は「有名な遠藤とやれてうれしい」と目を輝かせていた。

 幕下、十両、幕内と進むにつれ、会場の熱気も高まった。中入り後、ひときわ歓声が大きかった東前頭筆頭、遠藤は松鳳山に上手投げで勝ち。三役は、大関稀勢の里が関脇豪栄道を上手投げ。大関琴奨菊は新横綱の鶴竜を寄り切った。館山場所の「結びの一番」、白鵬-日間富士はぶつかり合った後、白鵬の上手投げで日間富士が手をついた。

 福岡信治実行委員長は「満員で、老若男女に楽しんでもらえて良かった」と話していた。