救急・管理棟が完成 あすから利用開始 長生病院

 長生郡市広域市町村圏組合(茂原市など7市町村)が管理運営する公立長生病院(茂原市本納、桐谷好直院長)の救急・管理棟(新A棟)が完成し、28日から利用開始になる。築50年が経過して老朽化したことや、耐震性の問題などから患者の受け入れも困難になったことで、東日本大震災を機に新築された。

 新A棟は鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積1710平方メートル。1階部分は救急専用エリアで、診察室3室、救急患者を受け入れる初療室3室、点滴室5室、トリアージ室を備える。2、3階部分は医局、事務部など管理部門のエリア機能を持つ。国の地域医療再生臨時特例交付金を活用し、総額6億500万円で建設された。

 同病院はこれまで救急処置室が1室しかなく手狭で不便を強いられていたが、複数の診察室などが配置されたことから複数の患者の受け入れが可能となり、プライバシーの確保も図られる。

 現在、13診療科に18人の医師が勤務しており、病床数は180床。医師不足の中で週2日、他の医療機関から内科外来と救急医療を担当する医師を派遣してもらい救急医療の充実を図る。

 また、小児科医師が2人体制になったことから週1日、2次救急当番時に小児救急の受け入れが可能となった。

 旧A棟は解体され、跡地は駐車場として整備される。


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