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「千葉氏」「蓮池」… 中心市街地の歴史紹介 「ナカちば」マップ発行 千葉銀座商店街振興組合

 千葉市中央区中央周辺の魅力を知ってもらおうと、千葉銀座商店街振興組合(中島浩理事長)は、ガイドマップ「ナカちば歴史と文化ガイド&マップ」を発行した。地元のホテルや各区役所などで無料配布している。

 市中心市街地の歴史と文化を紹介しようと企画。中小企業庁の地域商店街活性化事業の一環として振興組合が制作し、NPO法人まちづくり千葉が編集を担当した。「ナカちば」は市の都市としての始まりとなったエリアで、具体的には中央区中央地区周辺を想定しているという。

 ガイドマップでは、千葉氏の守護神・妙見をまつる千葉神社や花街だった「蓮池」、千葉氏が拠点とした亥鼻山にある市郷土博物館(千葉城)、「七天王塚」などの名所を紹介。散策コースのほか、往時をしのばせる1935年ごろの蓮池周辺の地図も掲載した。

 裏面は歴史年表で、中世の「千葉氏」を中心に明治期に名付けられ、70年に「中央」に改称した「吾妻町」の歴史を取り上げた。「千葉城さくらまつり」など、季節ごとに地域の行事を紹介する「歳時記」も掲載した。

 編集を担当したまちづくり千葉の樫浦敏彰さん(52)は「今回は可能な限り商業色を排した」と話す。にぎわいの中心が西側に移り、古い街並みに空き店舗が出始める中、他にはない地域の魅力を知ってもらおうと歴史を取り上げた。中島理事長は「地域の歴史をまとめた冊子はこれまであまりなかった。ガイドマップを見て興味を持っていただいた方に、まちを歩いてもらいたい」と期待を込める。

 マップは5万部制作。市内各地のコミュニティプラザや公民館、区役所などで配布している。問い合わせは振興組合、電話043(222)9736。


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