池田選手、世界一の技披露 千葉市が自転車マナー啓発

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 自転車の魅力を楽しみながら、正しい運転技術や交通ルールを学ぶ「自転車マナーアップフェスタ」(千葉市主催)が22日、中央区の中央公園で開かれた。千葉市出身のBMX世界チャンピオン、池田貴広さんがパフォーマンスを披露し、BMXの乗り方教室を行った。

 市消防音楽隊のオープニング演奏の後、池田さんが登場。BMXを自在にあやつり、市民を驚かせた。市民参加の体験教室では、自ら手を取って子どもたちを指導した。

 「中学生の時に大人がやっているのを見て、貯金をはたいて買った」というBMX。「自転車は乗り物だと思っていたのが、表現手段だと知った」と振り返り、「挑戦する魅力を広めたい」と話す。池田さんにあこがれて、自転車持参で会場を訪れた若者もいた。

 プロのスタントマンによる交通事故再現も行われた。交通ルールを守らずに自転車を運転することの危険を具体例を挙げて実演。迫力満点の演技に、市民らも恐ろしさを実感していた。

 ロードレースに出場しながら、全国各地で安全啓発活動を展開しているレディー・ゴー・ジャパン女子自転車レースチームのメンバーも参加。来場者にチラシを配り、「マナーを守って末永く自転車とつき合って」と訴えた。またシミュレーター体験やクイズ大会などもあり、大人から子どもまで多くの市民が楽しんだ。

 フェスタは昨年10月に続いて2度目の開催。市は「自転車の街」づくりを目指しているが、交通ルールの無視など、マナーの悪さが目立つため、啓発活動に取り組んでいる。