千葉県内初、既存駅にホーム柵 船橋駅の安全性向上へ 東武野田線

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今月上旬に設置され、来月22日から使用開始される東武野田線船橋駅の「可動式ホーム柵」の閉じた状態(東武鉄道提供)
東武野田線船橋駅の「可動式ホーム柵」の開いた状態(東武鉄道提供)

 鉄道駅ホームからの転落を防ぎ乗客の安全性が高まる「可動式ホーム柵」について、東武鉄道は3月22日から野田線船橋駅ホームでの利用を開始すると発表した。船橋市によると、つくばエクスプレス(TX)など路線開通に合わせて千葉県内9駅でホーム柵が設置されているが、既存駅に追加整備するケースは県内初。

 東武鉄道は、野田線船橋駅ホーム1・2番線に今月上旬、可動式ホーム柵の本体を設置。総工費は約1億9600万円で、市が約6500万円を補助する。ホーム柵開閉など各種機能試験を行い、3月22日の始発電車から利用を開始する。

 可動式ホーム柵の開口数は、4ドア車両の6両編成に対応し、1・2番線にそれぞれ24カ所を確保。車両の到着・出発に合わせ、大人の腰に相当する高さ110センチのドアを自動で開閉させる。

 視覚障害者や歩行困難な乗客の駅ホームからの転落防止に有効で、東京メトロなど都内を運行する鉄道会社で設置が進められているが、既存駅への追加は整備費や維持管理費のほか、設置場所の確保などが課題に挙げられている。

 東武鉄道は今後、既存駅では、来春に野田線柏駅での追加整備を予定している。

 県内で路線開通に合わせて可動式ホーム柵を設置したのは、柏の葉キャンパス駅や流山おおたかの森駅などTX5駅と、ディズニーリゾートライン4駅の計9駅。