習志野市、新庁舎は7階建て免震構造 建設費は34億円増に 2日から市民説明会

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新庁舎を建設する市有地。現在はグラウンドや分室、駐車場などがある=習志野市

 習志野市は建設予定の新庁舎について、地上7階建ての免震構造にする方針と、事業費が当初予定額から約34億円増の109億9800万円に上る見通しを明らかにした。2日から市民説明会を4回開き、15日に基本設計案を公表する。

 市によると、新庁舎は市役所前グラウンドなどがある市有地(同市鷺沼2、約3万5千平方メートル)に建設。地上7階建てで、現在の執務スペースから約3千平方メートル増の約1万8千平方メートルを確保。複数施設に分散している市役所機能を集約するとともに、市民交流の場としてロビー空間などを備える。免震構造に加え、危機管理センター設置などで「市民の安全・安心」を強化。太陽光発電も導入する。

 新庁舎建設で機能向上が期待される一方、建設事業費は大幅増加。2013年3月に策定した基本構想・計画段階の予定額約76億円を約34億円上回る見込み。資材費や労務費の高騰、消費増税といった社会環境の変化で約16億円増えた他、新たに判明した液状化対策の必要性などが要因という。16年1月に着工し、17年6月完成、同年9月から利用開始する予定。

事業費増加に伴い、同時期に進める方針だった市消防庁舎建設は18年度以降となる。同建設費は20億5100万円の見通しで、新庁舎の建設費と合わせると130億4900万円。構想・計画時点の見込み額は90億円だった。

 これらを踏まえ、市は2日、大久保公民館を皮切りに新庁舎建設に関する市民説明会を開く。4日は東習志野コミュニティセンター、6日は袖ケ浦公民館、7日はサンロード6階大会議室。15日には市の広報紙やホームページで基本設計案を公表し、パブリックコメントを実施する。

 新庁舎の建設は、11年の東日本大震災で築45年超えの市役所庁舎の耐震性が低下したことから具体化。本年度は基本設計を進めていた。