女子野球の魅力伝える プロ入団、奥村さん訪問 香取市長「女性版マー君になって」

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 この春、県内初の女子プロ野球選手の一人としてデビューする埼玉栄高3年の奥村奈未さん(18)=香取市、163センチ、右投げ右打ち、背番号17=が28日、同市の宇井成一市長を表敬訪問した。奥村さんは「プロの選手は夢だったのでうれしい。女子の野球の魅力を知ってもらえるような選手になりたい」と抱負を口にした。

 卒業後、西日本を拠点とする「サウスディオーネ」に内野手として入団が決まっている奥村さん。この日は、父親の泰弘さん(47)と母親の里美さん(46)に、かつて所属していた中学硬式野球「香取リトルシニア」の関係者らと一緒に市役所を訪れ、「レギュラーが取れるように万全の態勢でシーズンを迎えたい。野球をやってたり、将来プロを目指す女子選手の手本になりたい」と語った。

 宇井市長は「県初の女子プロ野球選手の誕生は、市民も大変うれしく、大きな誇り。野球をやっている女子選手にとっても大きな夢と希望になる」とたたえ、プロ野球楽天から米大リーグヤンキースに移籍する田中将大投手(25)になぞらえ、「“女性版マー君”になって」と激励した。

 日本女子プロ野球リーグ(京都)は2010年春、女子の競技人口の拡大やレベル向上などを目的に、59年ぶりに“復活”した。同リーグによると、現在は東、西日本に各2球団ずつチームがあり、奥村さんの入団が決まっている西日本のサウスディオーネは昨年3位だった。同球団には、同じ県内出身選手で、東京・蒲田女高の笹生なつみさん(18)=木更津市、内野手・160センチ、右投げ右打ち=の入団も決まっている。