BMX・バスケコートを NPOが市長に署名提出 BMXプロライダー・世界記録保持者 池田さんが妙技披露

 千葉市緑区のまちづくりNPO「土気NGO」は21日、昭和の森公園(同区)に自転車モトクロス(BMX)とバスケットボールのコート整備を求める1620人の署名を熊谷俊人市長に手渡した。メンバーでギネス世界記録保持者のBMXプロライダー、池田貴広さん(23)=同区在住=は署名提出後、同市中央区の市役所でBMXのデモンストレーションを行い、華麗なライディングを披露した。

 土気NGOは、土気地域を中心に、バスケットボールなどのストリートスポーツや、ファーマーズマーケット(農家直売)などのイベントを行い、地域住民の交流を促すことを目的に設立され、昨年10月、市に認証された。

 理事長の武田伸也さん(33)らメンバーは昨年3月、若者が地域の未来を語り合う「土気サミット」を開催。その際、出席した池田さんから、自転車は市都市公園条例によって公園に乗り入れられず、BMXは地元に公的に認められた練習場所がないことを知らされた。

 武田さんたちは2004年、公園にバスケができる場所を求める署名活動を行って市に提出、06年には整備された経緯がある。「BMXコートとバスケの全面コートを一緒に整備してもらえれば、自分たちが管理できる」(武田さん)と考え、市に整備を求める新たな署名活動を始めた。

 JR土気駅前などで署名活動を行い、紙の署名1398人と、ネットを通じて222人の署名が集まった。

 この日はNPOのメンバー12人が出席。武田さんが熊谷市長に署名の束を手渡した。熊谷市長は「皆さんたちのような方々が来るのは画期的」とした上で「他の地域にも似たような需要があると思う。どのように掘り起こしていくかが課題だ」と話した。

 その後、池田さんは熊谷市長や市職員、NPOのメンバーらを前に、市役所1階の玄関口でBMXの妙技を披露。両足を棒状の「ペグ」に乗せ、両手を離してバランスを取りながら走ると、拍手がわき起こった。

 各地で自転車教室を行い、市立あすみが丘小学校(緑区)でもBMXを披露した池田さん。「市長が進める『自転車のまちづくり』に期待している。子どもたちが安全に乗れるよう、バックアップしていきたい」と話した。


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