幕張海浜に少年野球場 無償で残土入れ、保護者ら整備 選手集合しセレモニー

  • 1
  • LINEで送る

テープカットで球場のオープンを祝う選手ら。後ろに見えるのはQVCマリンフィールド=15日、千葉市美浜区

 少年野球のグラウンドが2面とれる野球場が15日、千葉市美浜区でオープンした。花園磯辺地区少年野球連盟に所属する9チームの役員、選手、保護者らが出席してセレモニーを開き、子どもたちが遠投など記録会を行い、新しいグラウンドの感触を楽しんだ。来年3月に開幕する新シーズンから本格的に使用される。

 球場の名称は「幕張海浜運動広場」で、2面のグラウンドにはそれぞれ「シーサイド球場」「リバーサイド球場」の名をつけた。QVCマリンフィールドと川を挟んで隣接し、夏の花火大会では観覧席が設けられた場所。県企業庁が所有する土地だが、市が借り受け、管理を同連盟が立ち上げた運営委員会に委託した。

 同連盟が昨年まで使用していたグラウンドが3月に使えなくなった。代替地探しを要望された市は同所に残土を入れるなど整備したが、その段階ではでこぼこが多く、雨が降ると元々あった石が表面にでてくる状態。「子どもたちがけがをする危険があって使えなかった。少しずつ整備しても使えるまで4、5年かかりそうだった」と連盟顧問の前田勝美さんは振り返る。

 その話を聞いたのが、残土を入れた同市稲毛区の建設会社、西原工業の西原在弘社長。市の仕事を受けた時には野球場にすることを知らされていなかったため、新たに残土を加え、平らにならす作業を無償で実施して、すぐに使える状態に仕上げた。