“最後の将軍”の159首復刻 「慶喜公歌集」を新装版に 1世紀経てネットで発掘 松戸・戸定歴史館

 “最後の将軍”徳川慶喜(1837~1913年)が詠んだ和歌159首を掲載した「徳川慶喜公歌集」の復刻本が、松戸市戸定歴史館(同市松戸)によって出版された。同館職員がインターネット検索で同歌集が愛知県内の古書店にあることを知り、昨年9月に購入。この本を基に全ページカラーで印刷し、解題と内容の翻刻も加えた新装版として世に送り出した。

 同歌集は、慶喜没後の1916(大正5)年に慶喜の七男の徳川慶久が編集した。徳川慶喜家の私家版として製作された歌集であるため、元々の製作部数が限られていたと考えられ、約1世紀が経過した現在は入手・閲覧が困難な歌集という。

 同歌集は限定500部の販売で1部1500円。問い合わせは同歴史館、電話047(362)2050。


  • LINEで送る