きょうから業務再開 水没1万5千冊は廃棄 台風26号被害 茂原市立図書館

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 台風26号による浸水被害で臨時休館が続いていた茂原市立図書館(池座一雄館長)が29日、業務を再開する。貸し出しを管理するパソコンなどのシステムが復旧し、水に漬かり使用不可能となった蔵書の処分や館内の整理、清掃も終え、2週間ぶりの開館を迎える。

 同館のすぐ脇には一宮川が流れ、台風26号によって降り続いた雨で川が氾濫。16日早朝、床上30センチまで浸水し、本棚の下1段目にあった小説や児童書、専門書、CDなど蔵書の約1割に当たる1万5千冊が水没した。

 このため臨時休館を余儀なくされる一方、17日から職員らが館内にたまった水や泥のかき出しに当たった。ぬれた書籍1万5千冊は廃棄処分のため長生郡市広域市町村圏組合環境衛生センターごみ処理場に運び、本棚の消毒なども続けてきた。同館は、廃棄処分した書籍の補充購入に向けた財政措置を要望している。

 パソコンとサーバーをつなぐケーブルや周辺機器、ファクスなど、同館のネットワークを管理するシステムも使用不能となったことから、28日にはケーブル交換などの復旧作業を終えた。