ステラ大型作品16点 ブラウアー連作版画 絵画の「線」鑑賞法も 3部構成で企画展 佐倉・川村記念美術館

 佐倉市坂戸のDIC川村記念美術館で所蔵作品を生かした3部構成のユニークな企画展が開かれている。米国の現代絵画の巨匠、フランク・ステラの大型作品16点の一挙公開や、同館初公開となるウイーン幻想派を代表する画家の一人、エーリヒ・ブラウアーの連作版画をはじめ、絵画の「線」に着目した鑑賞方法を提案する展示と、見応えのある内容となっている。

 同館の所蔵品を年間を3期に分けて紹介する「コレクション♪リコレクション」の第2弾で、「色彩のラプソディー」として開催。

 「ステラ・ルーム」は、初期作品「ブラック・シリーズ」や、色彩豊かで幾何学的な変形キャンパス絵画、金属製のレリーフ、完全な立体作品まで、大作の数々を通して約35年間の制作の流れを展観できる。

 ブラウアーの展示室には、旧約聖書の「箴(しん)言」を題材とした12枚の連作版画「ソロモンの箴言より」など、幻想的で不思議な光景が濃密な色彩で描かれた作品が並ぶ。

 会期は12月15日まで。休館は月曜(祝日の場合は開館し翌日休み)。開館は午前9時半~午後5時。一般900円、学生・65歳以上700円、小中学・高校生500円。問い合わせは同館フリーダイヤル、電話0120(498)130。


  • LINEで送る