腕っ節生かし女性助ける 力士が船橋の事故現場で 勇気あふれる救出劇続々

 船橋署(中島保夫署長)は3日、交通事故現場で横転した乗用車内から女性を救出した松ケ根部屋(船橋市古作4)所属の序二段力士、犀皇丸(18)=本名・山田力也=に署長感謝状を贈呈した。

 同署などによると、8月23日午前9時半ごろ、同市行田3の市道で、市内の女性(74)が運転する軽乗用車が脇の斜面に乗り上げて横転。現場が同部屋の目の前だったことから、事故に気付いた犀皇丸ら力士4人が救助に当たった。

 犀皇丸は「油が漏れ出ていたので、車内から出られなくなっていた女性に声を掛け、エンジンを止めてもらい扉を開けた」と当時の緊迫した状況を説明。腕っ節の強さを発揮し、女性の腰を手で支えながら車外に引っ張り上げた。

 感謝状を受け、犀皇丸は「交通事故現場を見たのは初めてだったが冷静に対処できた。皆で助けられて良かった」と笑顔で語った。


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