子ゾウ誕生 来園者も笑顔で祝福 今月中の公開予定 市原ぞうの国

 待望のベビー誕生に「市原ぞうの国」は3日、スタッフや来園者らが大きな喜びと笑顔に包まれた。同園にとっては、姉の「ゆめ花」の自然哺(ほ)育に続き、姉妹アジアゾウの無事な成長という、新たな「国内初」へのチャレンジの始まりでもある。

 プーリーは今回と同じく、幼なじみ「テリー」(20歳)との間に2007年、国内のアジアゾウ出産としては2例目の「ゆめ花」を授かっている。

 今回の出産は午前2時前、ゾウの騒ぐ声に気付いたスタッフが発見。スタッフ総出だった初産と違い、独力での安産だった。「ほとんど出産の兆候がなかった」(同園)。待望のベビーはメスで体重127キログラム、体高96センチと誕生時のゆめ花(110キログラム、94センチ)より一回り大きい。「足が長く、顔はゆめ花似」(同園)。

 2時間後に初めての母乳。その後もプーリーにぴったりと寄り添い、時折おぼつかない足取りで周囲を歩き回る姿が何ともかわいらしい。プーリーも、バナナをぺろりと平らげるなど“大仕事”後も元気そのもの。

 ゆめ花は慎重を期し公開まで約1カ月を要したが、今回は順調なら今月の連休の公開を予定する。「そのためにも、これからの1週間から10日が大事。24時間体制で見守る」(同園)。名前は今後公募予定。


  • LINEで送る