移動式監視カメラ“お手柄” 悪質な不法投棄摘発に活躍 市原市が本年度導入

悪質な不法投棄事案の摘発に威力を発揮した移動式監視カメラ(市原市提供)
悪質な不法投棄事案の摘発に威力を発揮した移動式監視カメラ(市原市提供)

 市原市が、ごみの不法投棄防止対策として本年度導入した移動式監視カメラが今月、悪質事案の解決にさっそく威力を発揮した。市内では昨秋実施したごみ処理の一部有料化以降、不法投棄が急増しており、今後も抑止へカメラは活躍しそうだ。

 カメラが“お手柄”を上げたのは、同市立野の民家周辺で約2年前から続く事案。朝晩問わず、自宅から出たとみられる空き缶などの入ったごみの袋が、捨てられ続けていた。

 住民の通報を受け市が処分を続けてきたが、あまりに長期にわたる上、頻繁なため、同市が解決を図ろうと活用したのが移動式監視カメラ。暗視カメラとバッテリーを搭載。高所からも動画を撮影できる。

 同市は7月、投棄が続く現場にカメラを設置。証拠となる投棄の瞬間と投棄者の車のナンバーを捉え、市原署に通報した。

 同署は、これを受け今月23日に捜査員が現場で張り込み、投棄した市内の60代男性を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで現行犯逮捕した。その後、不法投棄は収まっているという。


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