木更津芸者育成へ 「花街応援団」結成 協賛募り広報や衣装代支援

設立総会であいさつする木更津芸者の面々=木更津市の富士屋季眺
設立総会であいさつする木更津芸者の面々=木更津市の富士屋季眺

 担い手の減少が続く木更津芸者を盛り上げようと、地元商工・観光関係者らが集まり、「仮称・木更津花街(かがい)応援団」(団長=荒井弘導・木更津商工会議所会頭)を結成した。市内外から広く協賛を募り、広報媒体の作成や新人芸者の衣装代補助など花柳界の支援に充てる。

 木更津芸者は江戸時代から続く伝統文化。一人の芸者が大鼓と小鼓を打つ「二挺鼓」という木更津だけに残る技術も伝える貴重な存在だ。八幡製鉄が木更津市に進出した昭和40年代の最盛期には200人もの芸者でにぎわったが、時代の移り変わりとともに減少。現在は10人が活動するにとどまる。

 そうした現状を受け、地元有志が発起人となり、昨年から支援する枠組みを準備してきた。応援団は個人・団体会員から年会費を募集。それらを活用し、パンフレットやホームページ、芸者の名前を入れた千社札を作成。また古くなった三味線や太鼓の修理、20~30万円はするという襦袢(じゅばん)など衣装代を補助。バックアップ体制を強化することで、花柳界全体の底上げを目指す。

 年会費は個人が一口1千円(5口以上)、団体が一口1万円(1口以上)。詳しくは市観光協会、電話0438(22)7711。


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