空き店舗を“アートの拠点”に 千葉大生と商店街が連携 稲毛オープンスタジオ

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9日に開所した稲毛オープンスタジオ。通りに面した部分はガラス張りで外側から活動内容を見ることができる=稲毛区
9日に開所した稲毛オープンスタジオ。通りに面した部分はガラス張りで外側から活動内容を見ることができる=稲毛区

 空き店舗を活用してワークショップなどを行うコミュニティースペース「稲毛オープンスタジオ」が9日、京成稲毛駅(稲毛区)近くに開所した。稲毛商店街と千葉大学の学生らがアートを軸に連携し、地域資源の活用を通じて地域の魅力を高める狙いがある。

 千葉大教育学部の加藤修教授の普遍授業「アートをつくる」に関わる学生らによるアート系まちづくり団体「CHIPS」が、スタジオを設置する。稲毛区地域活性化支援事業となっており、稲毛商店街振興組合(若井雅喜理事長)が協力している。

 スタジオでは、「絵画教室」などのカルチャースクールを毎月第1、第3日曜日に実施。「旗をつくる」「色彩で対話しましょう」といったアートのワークショップも定期的に行い、参加者の作品をギャラリースペースに展示する。毎週金曜日には座談会「アート夜話」も開く。

 この他、稲毛の原風景をモチーフとしたシャッターペイントや、商店街の各店に個性的なベンチを設置するといった学生による取り組みも計画している。

 開所式には千葉大の関係者や地域住民らが参加。スタジオ代表を務める加藤教授は「リアルタイムに地域の情報を得て、発信もしていきたい」と話し、学生代表の工学部デザイン科3年、八里大介さんは「スタジオはガラス張りなので、多くの人に活動を見てもらい、新たな地域活性化のモデルになりたい」と抱負を語った。