ゆるキャラ界のシンデレラ 個人活動で初代日本一 船橋市非公認の「ふなっしー」

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決勝大会でも、ゆるキャラとは思えないジャンプ力を見せつけたふなっしー。会場からは一番大きな声援を受けていた=6日、東京都千代田区

 全国から480体のキャラクターが“立候補”した「ご当地キャラ総選挙」(日本百貨店協会主催)。「TOP of ご当地キャラ」に選ばれたのは、船橋市に公認されず個人活動を続けてきた梨の妖精「ふなっしー」だった。まさにゆるキャラ界のシンデレラストーリー。6日、大丸東京店(東京都千代田区)での表彰式で、ふなっしーは「感謝感激、梨汁ブシャー!」と喜びを爆発させた。

 ここまでの道のりは長かった。2011年11月、「船橋を盛り上げようと、ゆるキャラブームに便乗してデザインした」(原案者の船橋市民)ところ、落書きのようなキャラが誕生。12年3月に着ぐるみを発注し、市役所や市内の商業施設に売り込んでみたものの、まったく相手にされなかった。

 勝手に市内の観光地や市民まつりに押し掛け、地道に存在をアピール。今年に入り、全国の有名キャラと一緒にテレビコマーシャルに出演したことをきっかけに、個性的な言動が注目を集め一気にブレークした。

 今回初開催の同総選挙は、2月からエントリーを開始。ふなっしーは予備選挙や地区予選で圧倒的な得票を重ね、まずは激戦区の関東地区を制した。

 全国7地区の代表を対象にした決勝投票は、7月10~25日にインターネットで行われ、ふなっしーが1万1220票を獲得し、2位の中部代表「オカザえもん」(愛知県)に3千票以上の大差で全国制覇を成し遂げた。