13中学で救急実技講習 長生郡市足並みそろえ実施

心肺蘇生法に挑戦する生徒たち=25日、茂原市立東中
心肺蘇生法に挑戦する生徒たち=25日、茂原市立東中

 長生郡市広域市町村圏組合(茂原市など7市町村)と各教育委員会による中学生を対象にした「救急実技講習」がスタートした。25日には茂原市立東中で行われ、生徒が真剣な表情で救命技術の習得に挑んだ。来年2月の長柄中まで郡内の全13校で実施される。郡市全体が足並みをそろえて実施するのは県内初めてで、全国的にも珍しいという。

 講習は基本的には中学2年生の授業の一環として行われるが、東中では「これまで実施したことがない」(高橋俊光校長)ことから3年生を対象に授業が進められた。

 学校内での事故やケガに迅速に対応できる生徒の養成と、命の尊さに対する意識の向上が目的。広域消防の職員や応急手当普及員の資格をもつ人、看護師らが協力。人形を使って心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の使用方法を学んだ。

 同郡市内の小中学校43校の全てにAEDが設置され、緊急時には児童生徒が使用できるよう、茂原市内の3中学校では一昨年から試行的に実施。同時に一部の小学校では救急救命の講習が積極的に続けられている。


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