2020夏季千葉県高等学校野球大会

国と東電を痛烈批判 井戸川前双葉町長が講演 大網白里

講演で国と東京電力の対応を批判する井戸川氏=大網白里市保健文化センター
講演で国と東京電力の対応を批判する井戸川氏=大網白里市保健文化センター

 市民団体「子どもと一歩の会」は、大網白里市保健文化センターで、福島第1原発事故で町民全員が避難を余儀なくされた双葉町のドキュメンタリー映画「フタバから遠く離れて」の上映会を開き、約180人が出席した。会場では前双葉町長の井戸川克隆氏(67)が講演し「国はわれわれ避難者を兵糧攻めにして賠償金をいかに安くするかしか考えていない」と国と東京電力を痛烈に批判した。

 井戸川氏は、仮設住宅などでの避難暮らしが長期化している双葉町民の現状について、「避難生活から逃れるための金を早く手に入れようとして、あんな安い賠償金額で泣き寝入りし、はんこを押している」と憂慮。「原発事故は住民を困らせて賠償金を安くする悪しき前例となる」と訴えた。


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