「みどりの愛護功労者」表彰 都市の自然見守り12年 鎌ケ谷の「粟野の森の会」

自然保護活動で国土交通大臣表彰を受け、鎌ケ谷市の清水聖士市長(右)から賞状を手渡された「粟野の森の会」メンバー=鎌ケ谷市役所
自然保護活動で国土交通大臣表彰を受け、鎌ケ谷市の清水聖士市長(右)から賞状を手渡された「粟野の森の会」メンバー=鎌ケ谷市役所

 鎌ケ谷市で森林保全活動に取り組む「粟野の森の会」が本年度の「みどりの愛護功労者」として国土交通省から表彰された。県内から選ばれたのは1団体で、全国では79団体が受賞した。

 「粟野の森」は同市粟野にある市内最大級の自然林。現在は大部分が市有林となっており、市は2003年、隣接する湿地を含めた約8・3ヘクタールを地区公園として保全する方針を決定。このうち第1期の5・6ヘクタールは、自然観察用の道路などを整備し、本年度末に開園する。

 同会は01年に発足。同会などによると、森はもともと民有地でごみの不法投棄も多かった。当時は市内での大型開発計画などのうわさもあったことから、森の存続に危機感をもった市民有志が集まって、ごみ拾い活動を始めた。現在は会員47人で、継続的な生き物調査や毎月の間伐、下草刈りなどを実施。森を地区公園として整備する市に対しても、自然保全の視点から園内道路の舗装はしないなど最小限の整備にとどめるよう訴えてきた。


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