「助成は英断」「合意難しい」 住民から期待と不安の声 浦安市が液状化対策説明

  • 0
  • LINEで送る

松崎市長らが出席し、戸建て液状化対策へ独自支援策を発表した住民説明会=24日、市文化会館

 戸建て住宅の液状化対策に対し、最大で1戸当たり100万円の独自支援策を打ち出した浦安市。24日に市内で開かれた初の住民説明会では、市の支援策を「英断」と歓迎する一方、工事が100戸単位で行われ、全戸の同意がなければ着手できない点など依然高い“ハードル”に不安の声も上がった。

 同日の住民説明会には約300人が参加。市は、道路と宅地の一体的対策案として、宅地の敷地境界をセメント系の固化剤で碁盤の目のように囲む地中壁を造成する工法を提示。この工法の場合、対策効果を上げるために少なくともまとまった地域の100戸程度の同意が必要となるが、実現すれば、費用の6~7割を国費で賄った上で、住民が負担する残りの費用のうち、半額(上限1戸100万円)を市が補助し、1戸当たり100万~200万円の負担に抑える見通しを示した。

 戸建て住宅地の液状化対策をめぐっては、高額な住民負担がネックとなっていただけに、参加住民からは「これくらいの費用負担なら許容範囲」「住民の負担を減らす市の助成は英断」と評価の声が上がった。