「見えない部分」に目を 登山の壮絶体験など熱弁 浦安高で野口さん

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県立浦安高校で講演する野口さん=浦安市海楽2

 県環境大使を務めるアルピニストの野口健さん(39)が、浦安市海楽の県立浦安高校を訪れ、1、2年生と教職員約500人を前に、エベレストでの壮絶な体験談やライフワークとしている富士山での清掃活動にかける熱い思いを語った。

 3度目の挑戦の末、25歳でエベレスト登頂を果たした野口さんは、登山や下山の途中で息絶えたほかの何人もの挑戦者たちの亡きがらを横目に山頂を目指した体験を「おれも死ぬのかと死を感じた瞬間、本能的に死を拒絶する気持ちが生まれた」と回想。実際に高山病になり死の危機に直面するなど悔しい思いをした最初の2回の登山は「思いっきり失敗したから自分の弱点が明確になった」と振り返った。

 野口さんはこの日、同校の生徒たちと一緒に通学路の清掃活動も行った。