「双体道祖神」盗まれる 佐倉市が被害届「戻ってきて」 国指定史跡・城跡内の石像

盗難に遭った佐倉市大佐倉地区の「双体道祖神」
盗難に遭った佐倉市大佐倉地区の「双体道祖神」
大佐倉地区の双体道祖神の置かれていた場所。地元住民の手で飾られたしめ縄を残し、奥に祭られていた道祖神は行方不明となっている=19日
大佐倉地区の双体道祖神の置かれていた場所。地元住民の手で飾られたしめ縄を残し、奥に祭られていた道祖神は行方不明となっている=19日

 佐倉市大佐倉地区の国指定史跡、本佐倉城跡内で「双体道祖神」が盗まれたまま、行方不明となっていることが、21日明らかになった。道祖神は地域の守り神として祭られてきた貴重な石像で、同市は佐倉署に被害届を提出するとともに、情報提供を呼び掛けている。

 管理する同市教委によると、盗まれたのは、男女の像が仲良く並ぶ「双体」の道祖神1基。建立年代は不明だが、輪郭に沿って丸彫りされた双体の石像は全国的にも珍しいという。高さ約31センチ、幅約15センチ、大人であれば簡単に持ち上げられる重さで、2月17日朝から18日朝までの間に持ち去られたとみられる。

 市教委文化課は「土地の文化や歴史を伝える市の貴重な遺産。絶対返して」と訴え、盗まれた道祖神に関する情報提供を呼び掛けている。連絡先は同課、電話043(484)6192。


  • LINEで送る