2013年3月20日 12:16 | 無料公開

お客さんに料理を運ぶ鎌ケ谷高校料理研究部の生徒=18日、鎌ケ谷市内の「コミュニティーカフェフェーヴ」

高校生カフェのオリジナルメニューを紹介する料理研究部員
鎌ケ谷市の東武野田線鎌ケ谷駅前で、県立鎌ケ谷高校料理研究部員たちが月1~2回ペースで“営業”する「高校生カフェ」が人気を集めている。昨年11月のオープン以来、自分たちで考案した季節のフルーツを取り入れたワッフルや、地元農園の新鮮な野菜を使った料理を提供し、地元住民らと交流を深めている。
舞台は、鎌ケ谷駅前の「コミュニティーカフェフェーヴ」。通常は障害者の就労支援の場として営業しているカフェを借り、月に数回、午後4~6時の時間帯に「高校生カフェ」を開いている。
「いらっしゃいませ」-。8回目を迎えた3月18日、この日の運営を任された同部の1年生6人の明るい声が店内に響いていた。約20席あるテーブルは近所の親子連れや高校生たちでほぼ満席。接客係も厨房スタッフも忙しそうに働いていた。
メニューは、イチゴを使った「ベリーベリー春風ワッフル」(600円)、「ミネストローネとバーニャカウダーのセット」(600円)の2品。部員たちが試行錯誤を重ねて完成させた自信作だ。いずれもドリンク付きで、高校生は500円に割引する。
◆あすも営業予定
高校生カフェは、あす21日も営業予定。今後も不定期で継続する。日程は決まり次第、鎌ケ谷高校ホームページに掲載する。
千葉日報だけの「地域」記事を見たい方