設計と施工違い、提訴へ 長生中学校屋根破損問題

 完成直後の長生中学校の屋根が台風で破損した問題で、長生村は8日、建設を請け負った東京都内の建設会社と千葉市内の設計事務所に設計図通りの施工を求めることを決めた。施工できない場合、約2482万円と遅延損害金の支払いを求める訴えを近く千葉地裁一宮支部に起こすという。同日の定例議会で損害賠償請求訴訟の提起についての議案が全員一致で可決された。

 同校は老朽化に伴い2010年から2年間かけて新校舎を建設。約1400平方メートルの屋根には左右4メートル、幅30センチのステンレス鋼板が使用され、このうち約98平方メートルが11年9月21日の台風15号で吹き飛ばされた。当時、瞬間風速28・2メートルだった。村が千葉市内のコンサルティング会社に依頼して調査した結果、設計図と現場の施工状況に相違があることが確認されている。


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