不気味さ受け想定外の人気 船橋市の“非公認”キャラ 梨の妖精「ふなっしー」

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全国の有名キャラクターに囲まれ、ゆるさがひときわ目立つ「ふなっしー」(中央)。それでも注目度はナンバーワンだ=26日、東京都中央区

 “梨の妖精”をイメージした船橋市の“非公認”キャラクター「ふなっしー」が、テレビの情報番組やイベントに引っ張りだこだ。26日に都内で開かれた「ご当地キャラ総選挙」の発表会見でも、全国の有名キャラを圧倒する人気で報道陣から質問攻めに。千葉日報社は船橋市在住の原案者(氏名・年齢・性別非公表)への単独インタビューに成功し、誕生秘話を聞いた。

 船橋特産の梨をモチーフに、「生まれたばかりのフレッシュなっしー!274(ふなっしー)円しか持ってないなっしー!」と奇声を上げる不気味なキャラクター。

 きっかけは2011年11月、原案者が「船橋を盛り上げようと、ゆるキャラブームに便乗して持てるデザイン力を振り絞った」ところ、落書きのようなキャラが誕生した。

 当初は2次元の世界で活動していたが、昨年3月に着ぐるみを発注し「製作費4万円」という超低コストで3D化。しかし当初は市役所や市内の商業施設に売り込んでみたものの相手にされず、「勝手に観光地に行ったり、自分でプロモーションビデオを撮影してインターネットにアップしたら、じわじわ反応が出始めた」という。

 今月上旬、全国の有名ゆるキャラと一緒にテレビコマーシャルに登場した際、ジャンプなどの激しい動きが注目され一気にブレーク。原案者は「まったくの想定外で本業が手につかない」と戸惑いながらも「“逆輸入”で、ようやく船橋市内のイベントにも呼ばれるようになった」と喜ぶ。

 26日から応募が始まった「ご当地キャラ総選挙」にもエントリーする予定で、「(所持金額に合わせ)274(ふなっしー)位を目指すなっしー」と抱負を語った。

 一方、船橋市広報課は「ふなっしーには注目している。市のイベントに呼ぶのがふさわしいか、梨の生産者に確認しているところだが勝手に来ちゃうみたいですね」と扱いに困っている様子だった。ちなみに同市には30年前から公認キャラクター「汗一平」がいる。

◆ふなっしー劇場(公式ホームページ)
http://terawarosu.jimdo.com/

◆ふなっしー公式Twitterアカウント
http://twitter.com/funassyi

◆船橋市公式マスコットキャラクター「汗一平くん」「風さやかちゃん」
http://www.city.funabashi.chiba.jp/shisei/kouhou/0004/p023233.html




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