鎌ケ谷・印西・白井 北総台地の防災力強化へ 交通寸断時に連携 海自下総基地近隣3市が協議会

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「北総台地の防災力強化を推進する協議会」を発足した清水鎌ケ谷市長(中央)、板倉印西市長(左)、伊沢白井市長(右)=30日、鎌ケ谷市役所
「北総台地の防災力強化を推進する協議会」を発足した清水鎌ケ谷市長(中央)、板倉印西市長(左)、伊沢白井市長(右)=30日、鎌ケ谷市役所

 鎌ケ谷市、印西市、白井市の3市は30日、「北総台地の防災力強化を推進する協議会」(会長・清水聖士鎌ケ谷市長)を発足した。災害時の緊急物資輸送拠点となる海上自衛隊下総航空基地(柏市)をオブザーバーに迎え、大規模災害で道路や鉄道が寸断した場合の緊急物資輸送や帰宅困難者対策に連携して取り組む狙い。

 3市は、下総航空基地の近隣自治体であるほか、緊急物資輸送路に指定されている国道464号と北総線を共有している。3市が位置する北総台地は地盤が固く、地震に強いとされるが、交通インフラが寸断した場合、3市への緊急物資輸送が途絶えたり、多数の帰宅困難者が出ることが懸念されている。

 協議会は防災力強化のための調査検討や災害時の相互支援のほか、地盤が強固で地震に強い地域特性を生かして、県が候補地を選定中の防災拠点を誘致する目標を掲げている。今後、各市の防災担当部長で構成する下部組織の幹事会を定期的に開き、具体的に協議を進める方針。