最終処分場の提示要望 月内に環境省訪問へ 柏など5市

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放射性セシウム濃度が国の埋め立て基準値を超え、東葛地域から一時保管施設に搬入された汚染焼却灰=手賀沼終末処理場敷地内
放射性セシウム濃度が国の埋め立て基準値を超え、東葛地域から一時保管施設に搬入された汚染焼却灰=手賀沼終末処理場敷地内

 放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場の候補地提示が遅れている問題で、柏市の秋山浩保市長は25日の定例会見で、候補地の早期確保を要望するため、月内をめどに東葛5市長らで環境省を訪問すると明らかにした。5市による要望は政権交代後初で29日をめどに調整中。

 国は当初、昨年9月末までに候補地を提示するとしていた。柏、流山、松戸、我孫子、印西の5市長らは昨年11月にも前副環境相に面会し、環境相宛てに同様の要望書を提出。昨年12月の衆院選で政権交代したため、あらためて要望を行う。

 柏、流山、松戸の3市は昨年12月、手賀沼終末処理場(我孫子、印西両市)内に、国の埋め立て基準(1キログラム当たり8千ベクレル)を超えた灰の搬入を開始。柏市によると、同市の搬入量は25日現在で計34・4トン。