勝浦の宵、幻想的に 竹灯籠で光の川 優しい明かり、神社や商店街包む

遠見岬神社の石段に並べられた竹灯籠=25日夜、勝浦市
遠見岬神社の石段に並べられた竹灯籠=25日夜、勝浦市

 勝浦市の遠見岬神社や勝浦中央商店街に約3900本の竹灯籠をともすイベント「かぐやの宵」(実行委員会主催)が開かれ、竹灯籠の中で揺らめくろうそくの優しい明かりが幻想的な雰囲気を作り上げた。

 市内の竹林整備のために伐採した竹を灯籠にし、初日24日は強風のため明かりにLEDライトを使用したが、最終日25日は一般市民らも加わって竹灯籠にろうそくの火をともして点灯。辺りが暗くなるにつれ、徐々に明かりが浮かび上がっていった。

 神社の石段60段には“光の川”が流れ下るように竹灯籠1250本ほどが並び、その流れが商店街まで続くイメージで竹灯籠を配置。温かみを感じる明かりに、訪れた人たちは「すごくきれい」と顔をほころばせ、心癒やされた様子だった。

 勝浦観光のオフシーズンに夜のイベントを開いて宿泊や翌朝の朝市の誘客につなげようと、NPO法人インバウンド勝浦を事務局にした実行委が初めて開催。磯野典正実行委員長(49)は「継続的にやっていければ。ゆくゆくは日本最大の竹灯籠イベントになることを目指したい」と話した。


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