養老渓谷 粟又の滝が見学再開 台風被害の通行止め解除に 紅葉も間もなく見頃

通行可能になった粟又の滝周辺。大きな岩が転がっている=22日、大多喜町
通行可能になった粟又の滝周辺。大きな岩が転がっている=22日、大多喜町
散策が可能になった粟又の滝周辺
散策が可能になった粟又の滝周辺

 9月の台風13号で大きな被害を受けた養老渓谷(市原市、大多喜町)で22日、粟又の滝へ向かう降り口の通行止めが解除された。間もなく見頃を迎える紅葉の時期に滝見学や周辺散策を楽しめるようになった。

 スロープになっている降り口は、台風の大雨で路盤の土砂が流出。コンクリートを入れて補強する復旧作業を行い、通行できるようにした。ただ、滝つぼ周辺には崖崩れによるものとみられる大きな岩や木々が転がったまま。下流への遊歩道も基礎ごとなくなるなどしていて100メートル先で折り返すようになっている。

 同町商工観光課は「完全復旧には費用も時間も相当かかる」と話す一方、紅葉シーズンに合わせて滝周辺の散策が可能になり「観光客のおもてなしや観光業支援のためにも、ある程度復旧できてよかった」と胸をなで下ろす。

 渓谷では滝や観音橋など5カ所で夜間ライトアップが始まり、一部区間で運休していた小湊鉄道は23日からの祝日、土日を中心に養老渓谷駅を含む全線で運転を再開する。あちらこちらで色づいた木々が見られ、同課は「冷え込む予報が出ている今週末に紅葉の見頃を迎えるのでは」としている。


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