ビートルズ愛、後世に コレクション1万点順次公開 船橋で資料館開設 高校教諭の野口さん

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アパートの1室に開設された「私設ビートルズ資料館」。デビュー直後のヒットチャートや、当時のファンクラブ会報など貴重な資料が並ぶ=船橋市
アパートの1室に開設された「私設ビートルズ資料館」。デビュー直後のヒットチャートや、当時のファンクラブ会報など貴重な資料が並ぶ=船橋市
「Love Me Do」の初版レコードを手に取り、解説する野口さん
「Love Me Do」の初版レコードを手に取り、解説する野口さん

 ビートルズのレコードデビュー50周年の今年、船橋市内に「私設ビートルズ資料館」がオープンしファンの注目を集めている。同市出身で東京都内在住の高校教諭、野口淳さん(55)が自費で開設し、予約制で日曜日のみ看板を出す。貴重なコレクション約1万点を無料で順次公開しており、全国から問い合わせが相次いでいる。

 高校で英語を教える野口さんは「ビートルズを聞いていない生徒が多いと気付いた。皆ビートルズは永遠だと言うが、音楽は色あせなくても聞く人は減っている。聞く子たちを育てたい」と、開設に至った思いを語る。

 最終的に決断したのは昨年3月の東日本大震災を受けて。「亡くなった方の中にもビートルズファンがいたはず。やらなきゃと思った」

 資料館は、JR船橋駅から徒歩10分のアパートの1室。

 日曜の休日を利用して開館しており、予約は毎回6人限定。じっくり資料を見てもらった後は別室でレコードを聴いて語り合う。野口さんは「驚くほどビートルズに詳しい小学生も来たし、遠くは京都からも。ファンとの出会いが楽しい」と笑顔を見せた。

 12月は、ジョン・レノンがテーマ。予約はEメール(fabfourarchives@gmail.com)で。