「移転」で隔たりどう決着 誘致した市、地域医療偏り懸念「姉崎維持を」 病院側、設備と人材増強へ「ちはら台に」 利用の住民、動向注視 市原・帝京大医療センター建て替え計画 【地方発ワイド】

移転が検討されている帝京大学ちば総合医療センター=市原市姉崎(画像の一部を加工しています)
移転が検討されている帝京大学ちば総合医療センター=市原市姉崎(画像の一部を加工しています)

 地域の基幹病院で救命救急センターにも指定されている帝京大学ちば総合医療センター(市原市姉崎)の建て替え計画が明らかになって4カ月が経過した。病院側は同市ちはら台への移転を検討しているが、市は現地建て替えを要望し、折り合いがついていない。病院側は2029年の移転開院を想定し、今年のうちに決めたい方針。老朽化に対応し、設備増強も見据えた同じ市原市内での移転なのに、なぜ市は再考を求めるのか。市民らの関心が高い今回の問題の背景を探った。(市原支局・堅田功嗣)

◆系列キャンパス内に

 発端は6月26日。市によると、帝京大学側から同大学の冲永佳史理事長名で移転計画の文書が届いた。開院から37年たった同センターを同じ帝京大グループで、看護学科がある帝京平成大学ちはら台キャンパス(同市ちはら台西)に移転したいとの内容だ。

 これを受け ・・・

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