「一定の区切り」続投せず 市長選不出馬正式表明 船橋市長4期の藤代氏

来年の市長選不出馬を表明する藤代市長=3日、船橋市議会
来年の市長選不出馬を表明する藤代市長=3日、船橋市議会

 船橋市の藤代孝七市長(69)=4期=は3日の市議会で、来年の市長選について「一定の区切りをつけなければならない」と述べ、出馬しない意向を正式表明した。来年7月18日の任期満了に伴い、政界引退する。後継指名については「出てもらいたい人はいる」と語るにとどまり、具体的な氏名などは言及しなかった。

 「3期12年」の公約を撤回して2009年に出馬、当選した4期目について藤代市長は「財政基盤をしっかりしたものにできたことは良かった。あえて4期目を任せてくれたことの責任が果たせた」と実績を強調。一方で「公約を超えて市政のかじ取りを行ってきたことを、ずっと重く受け止めてきた」と、当選後の苦悩を吐露した。

 1997年の就任以降、人口は6万人以上増加。2003年には県内初の中核市移行を果たすなど、着実に県内第2の都市を発展させてきた藤代市政。この日、市議会一般質問で議員から続投を望む声も上がったが、藤代市長は「うわべだけでなく市の現状を把握し、将来に向けた考えを持って施策を実行できる人に(市政を)引き継いでもらいたい」と応じた。


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